創価大学 卓球部HP
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Q&A
今日は20年という長きに渡って創価大学のヘッドコーチをつとめてきた大坂先生に質問し、
お答えいただきます。(大石、渡邉)
大坂先生:最近、T-T-TOP卓球センターが忙しくなり、全体指導に入る日が減っているので申し訳ないね。
では質問に答えます。
Q1. 創大生に対して、どのような印象を抱いていますか?
A. 優しいですね。ただ、戦いは優しいだけでは勝っていけないですよね。
自分で考え、実行する前に周囲の意見を聞き、確信を持って行動する人が少なくなりました。
先輩方に学んでほしいです。
Q2. クラブの意義とは何でしょうか?
A. 自分の限界を知るバロメーターになること。自分を知り、自分との闘いをしてもらえればいいと思います。
Q3. 試合に勝てなければ、創大生としての実証を示すことが出来ないのでしょうか?
A. 戦うという姿勢を貫けばいいのです。私は戦いましたと胸を張ってほしい。
Q4. 私たちは学習とクラブの両立に悩みますがどう思いますか?
A. 本当にそうですか?あれこれ手を出しすぎて、まとめられないのではないでしょうか。
学習とクラブ中心であれば、こんなに素晴らしい施設の中でできるのですから、自分次第だと思います。
Q5. アルバイトは週1~2にしなさいと言う規定がありますがなぜですか?
A. 先ほどのQ4と同じようなことですが、奨学制度を利用して、おまけにバイトをして、稼いだお金を遊びに使ってしまうというのでは、何か一つに打ち込む時間がなくなりませんか?
奨学金は返さなければなりません。安心して学習するための補填なのです。
深夜のバイトをやり過ぎて、授業に行けなくなるのは本末転倒ですよ。
もう一つの理由としては、将来の就職戦線に勝つことが一番大事なんだと言うことを忘れないでほしい。
お金がたくさん入ってくるような就職を決めて下さい(笑)
Q6. それだと,卓球に使う経費や小遣いが足りません。
A. 先輩方からの支援金で、相当の支援を受けているはずですよ。
合宿費とユニフォーム代ぐらいは自分で出しましょうよ。
ご両親に迷惑を掛けたくない気持ちは分かりますが、思い切ってスポーツをやってしっかり成長していけば恩を返せる人になれますよ。
Q7. 留学希望者についてはどう思いますか?
A. どうせ行くなら、長期留学がいいでしょう。
しかし、レギュラーであった場合は、4年生の時に行くのは私としては助かります。
車の免許とか、直接学業に関係ないものを早い内に得ようとするのは、あまり好ましくないと思う。
Q8. 合同練習に全員が集まらない時があり、主将が困っている時があります。どうお考えですか?
A. 課題提出や定期試験前にしっかり時間を取れますし、学習の妨げになるような週間体制にはなっていないはずですよね。
自分中心にものを考える人が増えてきているのでしょうね。いざというときに友を裏切らずに集まる姿勢を作って下さい。
次元は違いますが、3.16記念を忘れないように(平成30年 3月11日)。
クラブが楽しければ、自分がここでやれば成長できるという確信をもてるもの団体であればいいと思います。
Q9. 団体で勝っていくにはどうしたらいいですか?
A. 「師弟不二」「一人立つ精神」「異体同心」を学んでいくべきです。「創価魂ここにあり」という戦いをしてください。日頃から、自己中心的な損得ばかりを考えてはいけません。夢は大きく。
Q10. 中国遠征及びたびたび有名な監督・コーチを招いて、創大生の指導、また、
各種日本リーグや全日本選手権などの観戦もそうですが、それらの計画をされるのはどうしてですか?
A. 選手育成は、常日頃から接している我々指導スタッフがやるのが一番いいのです。
ただ、創立者の御指導にもありますが、一流のものに接することが重要なんです。
ちなみに、私の判断は選手が強いときばかりではありません。むしろ、弱気になっていたり、希望を失っていたりするときにこそ、思い切ってその手を打ちます。
しかし、チーム内の人間関係が乱れているときには絶対に外部を招くことはできません。
Q11. どんな選手に入部してほしいですか?
A. 四年間貫徹できる人に入ってきてほしいです。
学生時代は、紆余曲折です。悩むこともたくさんあると思います。
例えば、友人関係や勉学との両立、経済的な面、努力しても結果が出ない、体調が優れない、家庭状況等々、様々な場面で苦しむことがあるでしょう。
それでも戦い抜ける選手に入ってきてほしいです。
Q12. どんな選手が理想ですか?
A. 全体を常に見ている個人であってほしい。自分で考えて、周囲に聞いて、というように、周りをいつも気にかける意識を持っていて欲しい。
Q13. 卓球部では「不撓賞」という盾を四年の最後に贈っていますが、どのような意味がありますか。
A. 卓球部は昭和五十四年七月に創立者より『不撓山』という御揮毫を頂いております。
その御揮毫は団体に頂いたと言うよりも、それぞれの部員が頂いたものだと思われます。
よって、創立者のお心を我が心とし、卓球部では四年間やり切った人に贈っています。
Q14. 最後に、どんな青春時代でしたか?
A. 現在の姿になるような青春時代でした(笑)